会社の数字を見る(ダッシュボード・予実・キャッシュフロー)
会社全体の数字(目標と実績・工場とドロワーの負荷・月ごとの予実・お金の出入り)と、いま手を打つもの(要対応)を見られます。目標は年間の額を決め(月の目標は年間 ÷ 12)、何回でも見直せます。会計ソフトの月次推移は CSV でまとめて入れられます。
見本の PJ会社全体の画面です(PJ は選びません)
(1)ダッシュボード
ダッシュボードを開き、今期と当月の数字を見る
- 左のメニューの「ダッシュボード」を押します(1)。
- いちばん上の「今期の売上・今期の粗利・見積累計」(2)で、今期の売上・粗利と、今期に出した見積の累計を見ます。輪は、目標に対する達成率です。
- その下の「当月の売上・当月の粗利」(3)で、当月の売上・粗利を見ます。どちらにも目標に対する輪が付きます。

- 今期の売上は 132,722,700 円(目標 85,000,000 円・156.1%)です。目標を超えると、輪が一周して緑になります(2)。
- 見積累計(今期・提出ぶん)は 125,352,700 円・7 件です(2)。
- 2026年8月の売上は 7,090,700 円(目標 7,083,300 円・100.1%)で、輪が一周して緑です。当月の目標は、年間の目標 ÷ 12 です(3)。
- 2026年8月の粗利は 1,360,300 円(目標 1,770,800 円・76.8%)で、目標に届いていないので輪が途中で止まっています(3)。
数字の横の「?」にカーソルを当てると、何を数えているかが出ます(前年比は、前の期の記録が無い第1期のあいだは「—」です)。
要対応を見る
- 「当月の売上・当月の粗利」の下、「進行中の PJ」の上に「要対応」があります(1)。
- 期日を過ぎたものや止まっている仕事が、急ぐものから順に並びます(2)。
- はじめは 3 行だけです。「ほか 24 件を表示」(3)を押すと、全部が出ます。
- 行を押すと、その PJ の画面が開きます。

- 見出しに「要対応 27 件」、右に「期日を過ぎているもの 8 件」と出ます(1)。
- 入金・請求・発注の順に、お金にかかわるものが先に並びます。先頭は「入金期日を 17 日超過」の赤い行です(2)。
- 「ほか 24 件を表示」を押すと「畳む」に変わり、もう一度押すと 3 行に戻ります(3)。
- 先頭の行を押すと、PJSM-26-0047 の「請求・出入金」タブが開きます。
並ぶ順(入金の遅れ → 請求の遅れ → 注文書 → 図面の承認 → …)は、「要対応」の横の「?」にカーソルを当てると出ます。
進行中の PJ と担当を見る
- 要対応の下の「進行中の PJ」で、進行中の PJ を 5 つのまとまり(見積中・見積済・受注・実行中・未精算)で見ます(1)。
- カードを押すと、PJ 一覧がそのまとまりで絞られます。
- その下の表(2)で、担当ごとの今期の売上・粗利(分配率で分けたもの)と、6 役割ごとに持っている PJ の数を見ます。

- 進行中の PJ は 11 件です。「受注」は 3 件・94,800,000 円です(1)。
- 「受注」のカードを押すと PJ 一覧が開き、「絞り込み」に 1 つ入った状態で 3 件(売上計 94,800,000 円)が出ます。
- 高木 健さんの今期の売上(分配)は 90,422,409 円(目標 60,000,000 円)、相原 美咲さんは 42,300,291 円(目標 25,000,000 円)です(2)。
担当ごとの目標は、経営の「予実(PL)」の下の「担当ごとの目標(年間)」で入れます(このあとの 8-7)。
工場・ドロワーの負荷を見る
- さらに下の「工場の月産の能力と負荷」で、月ごとの仕事の量が、月の能力の何 % かを帯で見ます。
- 工場のマスは 2 段です。上が確度 B 以上、下が B 以上 + 見積済(まだ確度の上がっていない見積も入れた見通し)です。
- 工場名(1)を押すと、その工場の 12 か月の画面が開きます。
- 能力を超えている月の数が、右上の「超過 2 件」(2)に出ます。
- 「6 か月」「4 か月」(3)で、見る月数を切り替えます。
- その下の「ドロワー(施工図)の月の能力と負荷」(4)も、同じ見方です。ドロワーは確度 B 以上だけを積みます。
- どちらの表も、見ている月に仕事の量(数字)のある会社だけが並びます。1 社も無いときは「該当なし」と出ます。

- 仕事の量は、工程表で引いた帯の期間に、日数で割って積みます。工場は「製造開始」の帯、ドロワーは「作図MTG」の始まりから「図面提出」の終わりまでです。
- 家具ごとの行に帯があれば、その家具の工場・作図者の分は、その帯の期間で数えます。
- カヤノ木工株式会社は 2026年10月が 138%(見積済の PJ も足すと 190%)で、下の段が赤い帯になっています。トチノ製作所も 2026年10月が赤い帯(221%)です。
- ヤマドリ施工図は 2026年9月が 121% で、赤い帯になっています(4)。
- 工場名を押すと「カヤノ木工株式会社 12 か月の能力と負荷」の画面が開き、「超過 1 か月」と出ます。「4 か月」を押すと、2026年8月〜11月の 4 列になります。
月の能力(帯の 100%)は、協力会社マスタの「月の能力」で決めます(段 9)。いちばん下の「顧客の目標と実績(今期)」では、お客様ごとの目標と実績を見られます。
(2)予実(PL)
経営の「予実(PL)」で、月ごとの実績・見込みと目標を見る
- 左のメニューの「経営」を押します(1)。上のタブは「予実(PL)」と「キャッシュフロー」の 2 つで、はじめは「予実(PL)」が開きます。
- 列は月ごとです。締めた月は「実績」(2)、まだの月は「見込み」(3)と、列の見出しに出ます。
- 「売上高」と「売上総利益(粗利)」の下に「目標」の行(4)があります。月の目標は、年間の目標 ÷ 12 です。
- 受注の前(確度 B・A)の PJ があると、売上高と粗利の下に薄い「見込み(確度 B・A)」の行が出ます。実績の月は、実績に入っていない分を「+」で、見込みの月は上の数字のうちの受注前の分を出します。計上月が空の PJ は、完工予定の月で数えます。
- 表を右へ送ると、いちばん右に「年計」「目標(年)」「達成率」「前年比」が出ます。

- 2026年5月〜8月が実績、2026年9月から先が見込みです。当月(2026年8月)の列は色が付いています(23)。
- 実績の月は会計ソフトから取り込んだ CSV の数字、見込みの月は B 以上の PJ の計上と、販管費の予測から自動で出ます。当月より先の月は、CSV に数字があっても見込みの月のままです。
- 見本では、2026年9月の売上高の見込み 18,788 千円のうち 4,200 千円が、受注前(確度 B・A)の分です。
- 売上高の「目標」の行は、どの月も 7,083 千円(85,000,000 円 ÷ 12)です(4)。
- 売上高の年計は 147,588 千円、目標(年)は 85,000 千円、達成率は 173.6% です。単位は千円(税別)です。
「◀ 前期」「次期 ▶」で、ほかの期を見られます。上の「?」にカーソルを当てると、実績と見込みの数え方が出ます。
今期の目標を設定する・見直す
- 「予実(PL)」の右上の「目標を設定」を押すと、目標を設定の画面が開きます。
- 「年間の売上目標」(1)と「粗利率」を入れます。
- 見直すときは「見直しの理由」(2)を書きます(見直しのときは必須です)。
- 下の「見直しの履歴」(3)に、前の版が残ります。
- 「見直しを保存する」(4)を押します(はじめて決めるときは「保存する」です)。

- いまの目標は「期初」の版(85,000,000 円・粗利率 25%)で、「いま」の印が付いています(3)。
- 年間の売上目標を 90,000,000 円にして保存すると、右下に「目標を見直しました(前の版は履歴に残ります)。予実(PL)とダッシュボードの目標に出ます。」と出ます。
- 予実(PL)の「目標」の行が 7,500 千円(90,000,000 円 ÷ 12)に変わり、見出しに「目標 売上 90,000 千円(見直し後)」と出ます。
- もう一度「目標を設定」を開くと、履歴に「見直し 1」(決めた日・理由・決めた方)が増えています。
見直しは何回でもできます。表とダッシュボードには、いちばん新しい版が出ます。月ごとの目標は打ちません(打つのは年間の目標だけです)。
顧客ごと・担当ごとの目標(年間)を入れる
- 「予実(PL)」の下の「顧客ごとの目標(年間)」の「編集する」を押します。
- お客様の行の「期初の目標売上」(1)に年間の目標を入れます。見直したときは「見直し後の目標売上」(2)に入れます(期初の目標は残ります)。
- 「保存する」(3)を押します。
- その下の「担当ごとの目標(年間)」も、同じように「編集する」から入れます。右上の「PJ担当|顧客担当」で、実績の数え方を切り替えます。

- アトリエ・ナギサワの期初の目標売上に 8000000 と打って保存すると、右下に「顧客ごとの目標を保存しました。」と出ます(13)。
- 保存すると、表の「目標売上(年間)」が 8,000,000 円になり、実績 9,350,000 円に対する達成率が出ます。
- 見直し後の目標を入れたお客様は、表の目標売上が見直し後の額になります。
担当ごとの目標の「PJ担当」は、PJ 担当(「顧客担当」なら顧客担当)の方に、その PJ の売上を丸ごと数えます。ダッシュボードの担当ごとの売上・粗利は、分配率で分けた額なので、同じ方でも数字が違います。
会計ソフトの月次推移(CSV)を取り込む
- 「予実(PL)」の右上の「CSV を取り込む」を押します。
- マネーフォワードの月次推移表の CSV を選びます。見本は「16_月次推移_マネーフォワード.csv」です。
- 「次へ」を押すと、読んだ科目が表で出ます(2)。
- 「どの期の CSV ですか」で、取り込む期を選びます。数字のある最後の月から見当を付けて選ばれています(前の期・前々期の CSV も取り込めます。取り込み済みの期は置き換わります)。
- よければ「13 科目を取り込む」(3)を押します。

- 画面の上に「13 科目を読みました。」と出ます(1)。
- 取り込むと、右下に「月次推移を取り込みました(13 科目)。当期の見通しを出し直しました。」と出ます。取り込んだ月は実績の月になります。
文字コードは UTF-8 でも Shift-JIS でも読めます。「取り込む」を押すまで、予実(PL)は変わりません。
販管費の科目を開いて見る
- 「販売費及び一般管理費」の行(1)の左の「▸」を押すと、取り込んだ科目(役員報酬・給料賃金 など)(2)が開きます。
- 科目の下に「販管費 計」の行(3)が出ます。
- もう一度「▾」を押すと、たたまれます。

- 取り込んだあとは、2026年8月の売上高が CSV の 9,150 千円、売上原価が 6,250 千円になります。
- 科目の内訳は、実績の月だけに出ます。見込みの月の販管費は、実績のある月の平均(と採用の予定)から出します。
前の期の CSV も取り込むと、「◀ 前期」でその期の実績と科目の内訳が出ます。今期の表のいちばん右には「前年比」(前の期の CSV の年計との比)が出ます(前の期の CSV が無いあいだは「—」です)。
(3)キャッシュフロー
キャッシュフローを見て、入力欄に打つ
- 経営の上のタブの「キャッシュフロー」(1)を押します。
- 月ごとに、月初残高・入金・支払・財務(借入と返済)・月末残高が並びます。
- 白い入力欄は、手で打つところです(期首の月初残高(2)・その他収入・その他支出・借入・返済)。金額を打ち、ほかの欄へ移ると記録されます(3)。
- 表を CSV にするときは「CSV で出す」(4)を押します。

- 期首(2026年5月)の月初残高は 15,000,000 円です(2)。あとの月の月初残高は、前の月の月末残高です。
- 2026年8月の「その他収入」に 300000 と打つと、その月の「入金 計」が 2,398,000 円から 2,698,000 円に変わります(3)。
- 売上代金と仕入外注費は PJ の記録(請求書・注文書・被請求書)から、経費は予実(PL)に取り込んだ CSV から自動で入ります。
- 表の下に、2026年11月の支出が運転資金 15,000,000 円を超える旨が赤い帯で出ます。
- 「CSV で出す」を押すと、右下に「キャッシュフローを CSV に出しました。」と出ます(4)。
金額はすべて税込(実際に動くお金)です。「PJ」の行の「2 件」などを押すと、その月の入金・支払の明細が表の下に開きます。運転資金の額は、会社設定の「資金」で決めます。
(4)経理
経理の画面で、振込・未受領の請求書・入金の予定を見る
- 左のメニューの「経理」を押します(1)。経理の担当と管理者にだけ出ます。
- 「支払日ごとの振込」(2)で、支払日を選び、振り込む先と金額を見ます(振り込みの手順は段 7)。
- 「未受領の被請求書」(3)で、引き渡しが済んだのに協力会社さまから請求書が届いていない注文書を見ます。
- 「入金の予定と未入金」(4)で、まだ入金されていないご請求を、入金期日の順に見ます。

- 「支払日ごとの振込」は、7/31 払いのカヤノ木工株式会社 2,620,000 円が「期日超過」です(2)。
- 未受領の被請求書は 0 件です(3)。
- 入金の予定と未入金は 4 件・合計 5,063,860 円です。PJ の番号を押すと、その PJ の画面が開きます(4)。
経理の担当は、会社設定の「振込(経理)」で選びます。